エンジニア・クリエイター人生成長ブログ

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未経験からIT業界に挑戦する為に押さえるべきポイント【3】

 IT業界の給料は他の業界に比べて低いのかどうなのか、という点も気になります。国税庁が平成30年に発表した調査によると「情報通信業」の平均給与は第3位の599万円となっています。

※出典:国税庁 平成30年発表 民間給与実態統計調査

 

 そこで、IT業界のエンジニアの年齢別給与平均にも注目すると、エンジニアは技術力で大きく年収が変わります。技術力さえあれば年収が跳ね上がるということです。

 

【エンジニアの年収(年代別)】

20代後半:4,950,000円
30代前半:5,260,000円
30代後半:6,360,000円
40代前半:7,120,000円

※出典:Tech総研

 

 しかし、未経験からのキャリアチェンジの場合、前職と比べ、同等もしくはそれ以下となることも覚悟して下さい。未経験の場合は、実績が無い分、企業・クライアント側は「まずは様子を見たい」とぴうスタンスの為です。価値が上がってくるのは、実践経験を付けていった先にあります。

 その際、企業の給与テーブル・昇格規定の枠に縛られないのが”フリーランス”です。実力が全てガラス張りに評価され、全て自分に返ってくるのがフリーランスです。

 

 

場所に縛られない自由な働き方がしたい…それが「フリーランス」の働き方

結論①:新しい時代の働き方がフリーランスであること

 新しい時代の働き方として注目を集めるのが、特定の勤務場所や会社に縛られずに働いていくフリーランス在宅ワーク(パラレルワーク)です。

 本業、副業、複業をスキルや状況に応じてある程度同時にこなしていく生き方とも言えるでしょうか。

 IT業界、特にエンジニアやデザイナーは、個の働き方が普及しており、自由な働き方を求めてIT業界を志望する方も多いのです。ランサーズやクラウドワークスを始め、このような新しい働き方を提供するサービスも増えています。

 ですので、いきなり未経験から少し勉強しただけでフリーランスになってずっと食べていけるかというと、かなり難しいのが実情です。

 

結論②:未経験から厳しいが不可能ではない

 自分の技術一本で生きていくには、やはり平均以上のスキルが必要で、フリーランスを目指すならまずはどこかの企業・クライアントで経験を積んでおくことをお薦めします。

 一方、近年の働き方の変化により、それでもフリーランスを目指したいという方が増えています。未経験から案件を獲得するには、プログラミングスキルの習得に加え、案件の取り方、自己アピールなど主体的な行動力と高いコミットメントが必要となります。

 それらのスキルをしっかり身に付ければ、最初は単価が低くなるかと思いますが、実践を積みながらフリーランスとして案件を獲得していくことは可能です。

 

お客様紹介

 

エージェント選びの考え方

 エージェントをどこを使うべきか。まず、一人でキャリアチェンジを考え過ぎずにプロのアドバイスを受けるべきです。何でもそうじゃないでしょうか。これから戦場に出向くとして、武器(情報)を何も持たずに飛び込むことがありますでしょうか。

 アドバイスを受けずに飛び込んだ結果、ブラック企業や想定した業務内容と違う仕事を選んでしまうかもしれません。一度でも、プロのアドバイザーの意見も聞いておくことを強くお勧めします。

 

結論③:IT業界に特化したアドバイザーが理想

 エージェントの中には、転職であれば様々な業界のサポートをするサービスも多くあります。しかし、そういったエージェントの場合、IT業界の知識や情報をあまり持っていないアドバイザーが担当になってしまう可能性もあります。

 IT業界はブラック企業の危険性や、企業ごとの特徴、エンジニアでいうところの業務内容の違いなど、転職する際には独特の業界知識が必要なのです。

 また、もっというと、エージェントに何を求めるかも自分の中で定義を決めた方が良いです。IT業界に精通していることが前提で、どんな情報収集まで来たいしたいかです。エージェントとは自分と二人三脚する心の支えでもあることを自覚しておきましょう。

・仕事、案件のことだけか
フリーランスを希望するのであれば、節税や将来設計案も知りたい
・技術を抑えるというよりは、時間・場所問わず生きていく考え方を抑えたい(むしろ仕事を自分で取って来る営業的知識も得たい)
・起業も視野に入れたい
etc…

 

まとめ

▼IT業界へのキャリアチェンジ成功のポイント↓↓

 いきなりフリーランスという働き方は難易度は高いが、しっかりとスキルを身に付ければ可能

 

 エージェントを使うなら、IT業界に特化したアドバイザーを利用すべき